• heritagetimes

[レポート]お城EXPO 2019



今年もパシフィコ横浜会議センターで開催されている「お城EXPO 2019」に「参城」した。

3階の入口を入るといきなり記念写真のコーナーが待ち構えており、「是非、記念に」と言われるがままに列に並び、甲冑に身を包んだスタッフとカメラに向かうと、突然「好きなお城はどこでござるか?」と聞いてきた。そうか、好きな城があることが前提なのかなどと考えていると、同行者が「小机城」と渋目の回答をした。「ほほう、小机城であるか!」と感心され、場がなごんだところで「それでは撮りますぞ!シ・ロ!」との掛け声でシャッターが切られる。”入城”からわずか3分程度の出来事である。そう、今日、パシフィコ横浜会議センターは上から下まで「城」づくしなのだと確信した。



エスカレーターで3階に上がると、展示の目玉の一つでもある「城めぐり観光情報ゾーン」と「城下町物販ブース」がある。ここには日本各地のお城を有する自治体やお城グッズを販売する企業など、99の団体が出展しているとのこと。

最初に目に付いたのは会場入口前に陣取っている「横浜の中世城郭」ブース。「横浜に城?」と思う方もいるかと思うが、小机城、篠原城、茅ヶ崎城と中世の山城があり、今でもその遺構を見ることができる。ブースでは、パネル展示のほか、横浜市歴史博物館の関連発行物などの販売も行われているいた。



いよいよ会場に入ると、全国の城、城、城。観光情報のパネル、チラシ、パンフレット、グッズの販売、甲冑や着物を着た人、各地のキャラクターの着ぐるみなど、とそこに立ち寄る熱心なお城ファンで熱気に包まれていた。

特に今回は、近年全国に広まりつつある「御城印」が販売されているブースが目立った。この城EXPOのためのオリジナル「御城印」を用意しているブースも見受けられた。

神奈川県内からも「小田原城」や「津久井城」がPRを行なっていた。



また3階では、「公益財団法人日本城郭協会」が選定した「日本100名城®︎」と「続日本100名城®︎」が全てパネルとなって展示されており壮観である。神奈川県内では、小田原城が100名城®に、小机城と石垣城が続100名城に選定されている。



4階に上がると、今回のもう一つの目玉である「天下の行方 -大阪の人その後-」の展示がある。ここでは、大坂冬の陣図屏風」を入口として、関ヶ原の戦いを経て、豊臣秀吉の天下統一までを遡れる、初公開となる石田三成書状3点を含む実物の古文書や絵画資料を展示している。大阪冬の陣屏風絵は凸版印刷株式会社などの最新技術によってデジタル想定復元されたものであるが、見た目からは本物とまるで見分けがつかない迫力がある。

4階には、そのほかにもワークショップ・セミナーコーナー、今年10月に火災が発生した首里城写真展、小・中学生による城の自由研究コンテスト優秀作品の展示がある。その中でも小・中学生の自由研究は内容が濃く、じっくりと読み込む来場者も少なくない。



今回、紹介した以外にも、シアターやイベントステージでのイベント、クイズラリー、グッズや書籍の販売などなど、魅力がいっぱいのお城EXPO2019に是非、足を運んでいただきたい。会期は2019年12月22日まで。


【お城EXPO2019 HP】



閲覧数:49回0件のコメント