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[歴飯_39]古民家 綱五郎



国道1号線(第二京浜国道)の尻手2丁目の交差点を東に曲がり、2つ目の信号を右に曲がると大きなスーパーマーケットが見えてくる。古民家綱五郎はその手前にひっそりと店を構えている。石のどっしりとした門柱の前にある看板に気づかなければそれと分からずに通り過ぎてしまうかもしれない。

玄関でスリッパに履き替え外廊下を回ると建具や一部の壁を取り払い広々となっているダイニングに入る。テーブル席を中心に、中庭に向けて大きく開いた窓側のカウンター席がある。キッチン近くにはグランドピアノも置かれており、店内で行われるコンサートなどに使われる。

周りを庭で囲まれた二階建ての一軒家をリノベーションした建物は大きな青石が祀られている中庭を囲むように建てられており、中庭を挟んでダイニングの正面には鉄筋コンクリート造の蔵がある。向かって左手はダイニングから続く和室で床の間がある個室の座敷になっている。右手は蔵に続くイベントやワークショップなどに使われる部屋になっている。





メニューは玄米や野菜など中心に動物性の食材を一切使用せずに、植物性素材の食材のみを厳選したこだわりのヴィーガンメニューとなっている。

メニューの中からオススメされた季節の玄米プレートを注文した。

運ばれてきたプレートには豆腐のロールキャベツ、ブロッコリーのポタージュ、ひじきなど季節の野菜がぎっしりと並べられている。一つ一つにしっかりと素材の味が生かされており、大変美味しく頂いた。

帰りがけ、オーナーの勧めに応じて、周りの庭を一回りした。敷地とともに引き継がれた豊かな緑と井戸などの雰囲気が古き良き横浜の田園風景にある旧家を彷彿とさせる。

店名もこの建物を引き継いできた旧所有者からとったものとのことであったが、名前以外にも、この土地柄や建物に対する思いなど、大切に引き継いでいる様子がうかがえた。

オーガニックメニューが充実しているので、落ち着いた空間で心と体を整えたい、そんな時にぜひ立ち寄っていただきたい。




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