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[記者発表]文化審議会の答申(登録有形文化財(建造物)の登録)について【文化庁】


国の文化審議会(会長:佐藤信)は、令和5(2023)年3月17日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、新たに147件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申した。


神奈川県内からは、總持寺(仮真殿・虎嘯窟渡廊下)[横浜市]、河合家住宅(旧横浜市営外国人住宅)主屋[横浜市]、中嶋家住宅(旧ピゴット邸)主屋[横浜市] 、海老名市温故館(旧海老名村役場)[海老名市]、旧広田医院(主屋・門柱及び塀)[寒川町]が答申された。


<登録有形文化財(建造物)の新登録>

 

總持寺(仮真殿・虎嘯窟渡廊下)[横浜市]

[仮真殿]明治44年

[虎嘯窟渡廊下]明治44年頃


曹洞宗本山の伽藍西側に位置する仏堂と渡廊下。仮真殿は、能登から鶴見への本山移転 に際して真牌を祀った開山堂。現在は正面側に信徒位牌堂、背面側に納骨堂を接続する。相の間は擬宝珠付き階段と両側に壁を介して廊下を設ける独特な造り。渡廊下は貫主書院の虎嘯窟と信徒位牌堂の放光堂を繋ぎ、途中の二間を二重虹梁蟇股として屋根と床組みを切り上げる。

 

河合家住宅(旧横浜市営外国人住宅)主屋[横浜市]

・昭和4年 / 昭和39年頃・平成26年改修


旧山手居留地南部丘陵に所在する洋風住宅。柱頭飾り付きの円柱を見せる玄関ポーチが特徴的。関東大震災後に横浜市が建築した外国人住居として貴重。

 

中嶋家住宅(旧ピゴット邸)主屋[横浜市]

・大正14年 / 昭和55年・平成6年改修


旧山手居留地に英国人ピゴット氏の夫人が建てた洋風住宅四棟の内の一棟。大きな切妻屋根と円柱付きの玄関ポーチが特徴的。関東大震災後の外国人住宅として貴重。

 

海老名市温故館(旧海老名村役場)[海老名市]

・大正7年 / 昭和26年頃増築・昭和57年改修・平成22年移築


相模国分寺跡に近接して建つ旧海老名村の役場庁舎。下見板張りに縦長窓を並べる洋風の外観として、装飾的な玄関ポーチを構える。

 

旧広田医院(主屋・門柱及び塀)[寒川町]

[主屋]大正15年 / 昭和4年増築・昭和21年改修・昭和30年代増築

[門柱及び塀]昭和4年 / 平成30年改修


大山街道沿いの和風住宅と医院開業に際して建築した洋館と門及び塀。平屋建ての和館は田の字型間取りの伝統的な住宅。二階建て下見板張りの洋館は、1階が医院諸室、2階は10畳座敷に縁廊下を巡らす。重厚な門柱を構えて地域の医院の長く親しまれた景観を形成する。

 





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