top of page

[記者発表]歴史的建造物「横浜市大倉山記念館」をドローン等でデジタルアーカイブ化!【株式会社エー・エス・ディ】

横浜市大倉山記念館
横浜市大倉山記念館

横浜市大倉山記念館は、実業家大倉邦彦が心豊かな人材育成のために大倉精神文化研究所の本館として昭和7(1932)年4月9日に竣工、平成3(1991)年に横浜市有形文化財に指定され、今年で築94年を迎える歴史的建造物である。公益財団法人大倉精神文化研究所(理事長:平井誠二氏)は建物の記録を長く残していくために建物デジタル診断研究会(代表:内山岳彦氏)と連携してデジタルアーカイブ化に取り組むこととした。

横浜市大倉山記念館の設計者は慶応3(1867)年生まれの長野宇平治。近代建築の父辰野健吾の弟子として、日本銀行の増改築、全国各地の銀行など重厚で格調高い建築を手掛けた。大倉山記念館は、大倉邦彦が考えた東西文化の融合をイメージしたプレ・ヘレニック様式の建物で、大倉山エルム通り商店街にも影響を与えている。構造は鉄骨・鉄筋コンクリート造3階建て、複雑な形状は維持保全するにあたり管理の難しい建物になっている。

建物デジタル診断研究会では、外周部についてはドローンにより高さや撮影角度を変えて撮影して専用ソフトによる三次元モデル化を行う。館内については衝突防止機能付きドローンと360度スキャニングカメラを併用して三次元モデル化を行う。

デジタルアーカイブ化は令和8(2026)年1月19日(月)から開始し、維持管理のメンテナンスでも活用できるように検討していく。


昭和56(1981)年に大倉精神文化研究所から横浜市に寄贈され、大改修したのち、昭和59(1984)年から市民利用施設の横浜市大倉山記念館として開館。平成3(1991)年、横浜市指定有形文化財に指定。


公益財団法人大倉精神文化研究所(理事長 平井誠二氏) 

創設者大倉邦彦の「世の為に田を耕す」の精神を引き継ぎ、地域文化の振興に貢献している公益財団法人。附属図書館は貴重な専門書などを11万冊以上有する私立の公共図書館となっている。「東西両洋における精神文化及び地域における歴史・文化に関する科学的研究及び普及活動を行い、国民の知性及び道義の高揚を図ることにより、心豊かな国民生活の実現に資し、もって日本文化の振興及び世界文化の進展に寄与する」ことを目的にしている。

  

建物デジタル診断研究会

ドローンや点群システムなどを活用して建物診断及び三次元デジタルモデルを活用した新しい維持管理方法を研究するグループです。一般社団法人横浜市建築士事務所協会の有志を中心に活動をおこなっている。


中心的な企業を下記にご紹介する。


  • 株式会社エー・エス・ディ(代表取締役 内山岳彦氏):建設・建築業界向けにクラウドサービス「目視録」「点検録」「住歴録」などを提供し、現場の課題を“見える化”して解決するITソリューション企業です。社会に役立つ先進的な仕組みで、持続可能な環境づくりに貢献しています。

  • 株式会社ジャスト(代表取締役 角田賢明氏):建築物、社会インフラなど構造物全般を対象に、ドローン、3D計測、画像解析など多様なデジタル技術を応用した点検・調査を行っています。第三者性を軸に、記録保存と維持管理の高度化に貢献している。

  • 合同会社INVAPL (代表 三嶋滋憲氏):建築・不動産分野で、設計・施工・維持管理・リスク評価を横断支援する技術系コンサルティング会社。ドローンや3Dデジタル技術を活用し、建物の声を伝える“介添え”として安全・安心な環境づくりに貢献している。


問合せ
  • 株式会社エー・エス・ディ 建物デジタル診断研究会 事務局


コメント


THE HERITAGE TIMES

YOKOHAMA KANAGAWA

横浜・神奈川を中心とした歴史的建造物や歴史的町並み保存に関するニュースを紹介するウェブメディアです。

​掲載を希望する記事等がございましたら情報をお寄せください。

© 2019 - 2026 THE HERITAGE TIMES YOKOHAMA KANAGAWA 

bottom of page