[歴飯_14]鎌倉文学館の庭で楽しむ季節限定の珈琲ワゴン
- heritagetimes

- 2019年12月9日
- 読了時間: 1分
更新日:2019年12月18日

長谷の旧前田侯爵別邸(鎌倉文学館)は、鎌倉3大洋館として有名である。現在の建物は、加賀百万石藩主の前田家16代当主前田利為の別邸として昭和11(1936)年に建てられた。邸宅を背に正面には、谷戸の地形を活かした庭園が広がり、奥には相模湾が見える。敷地内には 薔薇園があり、毎年春と秋の時期には見事な花が咲き誇り、見頃を迎える。
半六角形の張出し窓・半円形欄間の飾り窓、そして庭や海に向かうテラスが邸宅の特徴となっている。この地は明治23(1890)年に前田家15代当主が取得し、茅葺き屋根の山荘(類焼で焼失)を建てた。山荘は当時、濤を聴く場所として「聴濤山荘」と命名されていたそうだ。今でも敷地から海が見える場所は長谷でも少ないと思う。

そんな文学館の一画に秋の時期だけ限定で珈琲ワゴンが来るのをご存知だろうか?鎌倉文学館の建物や庭を見ながら、ゆったり珈琲を飲める。時には焼き芋や手作りのケーキも販売されており、オープンカフェとして楽しめる。今回はハンドドリップの珈琲をいただいたが、紅葉した木々の下、歴史や文化を感じながら外で飲む珈琲は格別だった。

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