[歴飯_20]オーシャンバー旧バラ荘
- heritagetimes

- 2019年12月21日
- 読了時間: 2分

今や雑誌やWebなど頻繁にメディアにも取り上げられ、連日多くの来客で賑わう野毛。その一画に昭和レトロを感じるBAR「オーシャンバー旧バラ荘」がある。初代の「バラ荘」がオープンしたのは、昭和24 (1949)年とのことだから、令和元(2019)年で、実に70年前の建物となる。並びには、戦後直ぐに野毛に店を構えた「米国風洋食レストラン センターグリル」もあるので、この辺りは、まさに野毛の歴史を感じる一画ではないか。
初代の「バラ荘」時から変わらないという外観や内装はとても格好良く、居心地の良い雰囲気を創り出している。外観2面に5連に連なる押出窓が付き、角地を活かした正面にはショーケースと店名がネオンに照らされ、闇に浮かぶ。入口扉脇には、昭和初期〜戦後の一時期によく使用された摺りガラスの一つ、石のような模様の石目ガラスが嵌められている。

内に入ると、S字にカーブを描くカウンター、それに沿うように湾曲する下がり天井が目を惹く。柔らかい光を放つシャンデリアも味わい深い。初代「バラ荘」から経営者が変わるも建物は大切に受け継がれ、現存のマスターで4代目にあたるそうだ。
カウンターに座り、オススメカクテルのカイピリーニャを注文した。サトウキビの蒸溜酒カシャッサをベースにライムを使ったカクテルは、甘酸っぱく、クセになる味だ。氷に溶かしながら飲むので、ゆっくり時間を過ごすことができた。 野毛の歴史を感じる「オーシャンバー旧バラ荘」を是非一度訪ねてみてはいかがだろうか。


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