[歴飯_53]カフェ・ザ・ローズ
- heritagetimes

- 2020年9月1日
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みなとみらい線元町・中華街駅から谷戸坂を上り切り、外国人墓地に向かう山手本通りに向かわずに、ワシン坂通りに入りまっすぐ横浜市イギリス館を過ぎて進むと、噴水のあるバス回し越しに、三連アーチ、白い壁、スパニッシュスタイルの西洋館が見えてくる。横浜市指定文化財「山手111番館」だ。

山手111番館は、大正15(1926)年にアメリカ人ラフィン氏の住宅として建設された。設計は、ベーリック・ホールと同じく、J.H.モーガン。 赤い瓦屋根に白壁の建物は、地階がコンクリート、地上が木造2階建ての寄棟造。 創建当時は、地階部分にガレージや使用人部屋、1階に吹き抜けのホール、厨房、食堂と居室、2階は海を見晴らす寝室と回廊、スリーピングポーチを配していた。

平成8(1996)年、横浜市が敷地を取得するとともに、建物の寄贈を受けて保存、改修工事を行い、平成11(1999)年から一般公開している。館内は昭和初期の洋館を体験できるよう家具などを配置している。
カフェ・ザ・ローズはその地階にある。地階と言っても山手111番館は斜面を使って建てられているので、地下室ということではなく、大きく港の見える丘公園のローズガーデン側にひらけている。

店に入ると、「お好きな席へ」と促されたので、窓際のローズガーデンが一望できる席を選んだ。
メニューから、ビーフシチュー(サラダ・パン付)とオリジナルローズティーを頼んだ。
外を眺めると港に向かって階段状になっているところにガゼボがあり、横浜市イギリス館の方からはカスケードが流れている。
ローズガーデンの名の通り、バラが80種・700株が植えられているとのこと。

しばらくすると、テーブルにサラダ・パンとともにビーフシチューご運ばれてきた。
濃厚なシチューにホロホロのビーフ、パンと一緒に美味しくいただいた。
食後にはオリジナルローズティー。ダージリンベースのローズフレーバー。バラがあしらわれたカップに運ばれてくる。運ばれると同時にバラの香りに包まれる。

秋バラの季節にはまだ少し早く、咲いているバラは少なかったが、バラの季節になった時の庭を思いながら、ローズティーを楽しんだあと、店を後にした。
山手111番館からは、ローズガーデン沿いに横浜市指定文化財「横浜市イギリス館「旧イギリス総領事公邸)」「大佛次郎記念館」と並び、その先には沈床花壇と展望台があり、全体がバラに囲まれている。是非、バラの季節に訪れていただきたい。


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