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[歴飯_134]ブラッスリー航



JR横須賀線北鎌倉駅西口から鎌倉街道を大船方面に向かう。鎌倉十橋の一つ十王堂橋先の路地を線路側に入ると、北鎌倉駅のホーム沿いに平屋の古民家が見えてくる。築約100年の古民家は、かつては鎌倉五山の一画、円覚寺に携わった銅職人が代々住継いできた記録が残されているそうだ。今回の歴飯は、そんな歴史ある古民家に店を構える「ブラッスリー航」を訪ねた。



同店は、北鎌倉で古民家レストランを手掛ける「航 北鎌倉」の姉妹店となっており、建築関係の職歴も持つオーナーシェフが自ら設計した拘りの空間を体験できる。改めて建物を見ていく。建物は、アプローチ側に開いたL字型の配置となっており、前庭は、四季折々に楽しめる草木で覆われている。庭に面した縁側が気持ち良さそうである。



店内に入ると、右手に縁側に続くガラス戸、左手に上部をカットした障子戸が入り、座席と廊下を柔らかく仕切っている。廊下を2段ほど上がって左手が客席、奥がキッチンとなっている。平屋ではあるが、天井を外し小屋組みを現わしとしているため開放感のある空間である。廊下側の障子戸の仕切りと高低差が効いているためか、座席に着くと廊下の通行を気にすることなく、廊下越しに庭の景色も楽しめる。



ランチタイムを過ぎての来訪となってしまったので、目当てのエクレアをメインとしたランチセット「アボカドピュレのエクレア」には間に合わなかったが、昼食前だったこともあり、キーマカレーと自家製季節のソーダを注文した。時間をかけて煮込まれた濃厚なキーマカレーは、セットで出てくるすり鉢とすりこ木を使って自らスパイスを挽いて味を調整できるようになっており、挽き立てのスパイスが良いアクセントとなっている。梅蜂蜜のソーダはスッキリと優しい味わいで、キーマカレーとも相性が良かった。

北鎌倉の古刹である円覚寺に連なる鎌倉の歴史を味わいに是非訪ねてみてはいかがだろうか。





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