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[カレンダー]神奈川県内の歴史的船舶・船渠・灯台【7/17海の日】

更新日:2023年7月17日


毎年7月第3月曜日は国民の祝日「海の日」。平成8(1996)年に「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨とし制定。当初は7月20日だったが、平成13(2001)年の法改正により平成15(2003)年から7月第3月曜日に変更された。

この日はもともと、明治天皇が明治9(1876)年の東北地方巡幸の際、軍艦によらず灯台視察船の汽船「明治丸」で青森から函館を経由し、7月20日横浜に帰着したことに起源とし、昭和16(1941)年から「海の記念日」として国民行事が行われてきたことに由来する。


THE HERITAGE TIMES YOKOHAMA KANAGAWAでは、この「海の日」あわせて、神奈川県内の歴史歴な船舶・船渠・灯台を紹介する。


 

歴史的船舶

 

歴史的建造物の保存に維持管理の困難さはつきものだが、歴史的船舶の保存はさらに困難なものとなる。ここでは、戦時従軍や老朽化による解体の危機を乗り越え、神奈川県内の海上、船渠内、陸上にそれぞれ保存されている貴重な歴史的な船舶を紹介する。

 
1 氷川丸


所 在 地:横浜市中区山下町山下公園地先

構造・規模:貨客船 / 鉄製 / 全長163.3m / 全幅20.1m / 排水量11,622t

建 造 年:昭和5(1930)年

設計・施工:横浜船渠

指定・認定:国指定重要文化財(歴史資料)

 
2 帆船日本丸


所 在 地:横浜市西区みなとみらい(日本丸メモリアルパーク)

構造・規模:補助機関付帆船 / 鋼製 / 全長97.05m / 全幅20.1m / 排水量2,278.25t

建 造 年:昭和5(1930)年

設計・施工:川崎造船所

指定・認定:国指定重要文化財(歴史資料)・日本船舶海洋工学会ふね遺産

 
3 戦艦三笠


所 在 地:横須賀市稲岡町(三笠公園)

構造・規模:戦艦 / 鋼製 / 全長131.7m / 幅23.2m / 排水量15,140t

建 造 年:明治35(1902)年

設計・施工:ヴィッカース社バロー・イン・ファーネス造船所

指定・認定:日本遺産

 

歴史的船渠

 

船舶を建造または修繕するための構築物である船渠(ドック)。海洋国家としての近代日本の発展を支えてきた船渠だが、産業構造や港湾地域の土地利用の変化などに伴い廃止され解体されるものが多く、その保存には多くの課題がある。

そうような状況下において神奈川県内には、日本最古級の選挙が保存され、その一部は都市機能の中で活用されている。

 
1 旧横浜船渠株式会社第一号船渠


所 在 地:横浜市西区みなとみらい(日本丸メモリアルパーク)

構造・規模:石造、煉瓦造及びコンクリート造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約204m / 幅約39m / 深さ約11m

建 造 年:明治31(1898)年

設計・施工:(設計)恒川柳作(施工)不明

指定・認定:国指定重要文化財・経済産業省近代化産業遺産

 
2 旧横浜船渠株式会社第二号船渠(ドックヤードガーデン) 

所 在 地:横浜市西区みなとみらい

構造・規模:石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約204m / 幅約39m / 深さ約11m

建 造 年:明治30(1897)年

設計・施工:(設計)恒川柳作(施工)不明

指定・認定:国指定重要文化財・経済産業省近代化産業遺産・横浜市認定歴史的建造物



 
3 浦賀ドック(住重旧浦賀工場1号ドック)

所 在 地:横須賀市浦賀

構造・規模:煉瓦・石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約180.3m / 幅約25.7m / 深さ10.9m

建 造 年:明治31(1898)年

設計・施工:(設計)杉浦栄次郎(施工)不明

指定・認定:経済産業省近代化産業遺産



 
4 旧石川島造船浦賀分工場船渠(川間ドック)

所 在 地:横須賀市浦賀

構造・規模:煉瓦・石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約36.7m / 幅約16.4m / 深さ9.7m

建 造 年:明治32(1899)年

設計・施工:(設計)恒川柳作(施工)不明

指定・認定:経済産業省近代化産業遺産


5 在日米軍横須賀基地第一号ドック(旧横須賀造船所第一号ドック)


所 在 地:横須賀市泊町

構造・規模:石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約137.5m / 幅28.7約m / 深さ9.1m

建 造 年:明治4(1871)年

設計・施工:(設計)ヴェルニー、L.F.フロラン(施工)橋本長左衛門・蔵田清右衛門

指定・認定:日本遺産


6 在日米軍横須賀基地第二号ドック(旧横須賀造船所第二号ドック)


所 在 地:横須賀市泊町

構造・規模:石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約150.1m / 幅約31.8m / 深さ11.4m

建 造 年:明治17(1884)年

設計・施工:(設計)ジュエット(施工)横須賀造船所

指定・認定:日本遺産


5 在日米軍横須賀基地第三号ドック(旧横須賀造船所第三号ドック)


所 在 地:横須賀市泊町

構造・規模:石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約96m / 幅18.1約m / 深さ7.5m

建 造 年:明治7(1874)年

設計・施工:(設計)ヴェルニー、L.F.フロラン(施工)不明

指定・認定:日本遺産

6 在日米軍横須賀基地第四号ドック(旧横須賀海軍工廠第四号ドック)


所 在 地:横須賀市泊町

構造・規模:コンクリート造・石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約240.5m / 幅38.1約m / 深さ13.4m

建 造 年:明治38(1905)年

設計・施工:(設計)石黒五十二(施工)横須賀造船所

指定・認定:日本遺産


7 在日米軍横須賀基地第五号ドック(旧横須賀海軍工廠第五号ドック)


所 在 地:横須賀市泊町

構造・規模:コンクリート造・石造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約323.7m / 幅50.0約m / 深さ15.2m

建 造 年:大正5(1916)年

設計・施工:(設計)(施工)不明

指定・認定:日本遺産


8 在日米軍横須賀基地第六号ドック(旧横須賀海軍工廠第六号ドック)


所 在 地:横須賀市泊町

構造・規模:鉄筋コンクリート造造乾船渠(ドライドッグ)

      全長約365.8m / 幅67.5約m / 深さ17.0m

建 造 年:昭和15(1940)年

設計・施工:(設計) 海軍省建築局・吉田直(施工)不明

指定・認定:日本遺産

 
歴史的灯台
 

灯台は、船舶交通の安全を支える重要なインフラ施設であるばかりでなく、我が国の近代史を知る上で重要な文化遺産である。神奈川・横浜は明治期のお雇い外国人技師であるJ.H.ブラントンが来日後の明治2(1869)年に灯台事業を担う役所として「燈明台局」を、更に、明治7(1874)年には「燈明番(いわゆる灯台守)」の教育及び建設する灯台の試験調整を行うための「洋式試験灯台」を設置した、いわば灯台発祥の地であると言える。

近年、光波灯台から電波灯台へ切り替えが進められ、その役割を終え廃止・撤去されることもある中、補助信号へと切り替えることなどによって保存するなどの取組も見られた。

最近では、これら灯台を観光スポット的にめぐるのを趣味とする女性、いわゆる「灯台女子」も増え、さらに灯台の保存や活用に注目が集まっている。

 

1 観音崎灯台


所 在 地:横須賀市鴨居

構造・規模:鉄筋コンクリート造

      (灯塔)白色八角筒形・塔頂高19 m (附属舎)平屋建

建 造 年:大正14(1925)年

設計・施工:(設計・施工)逓信省航路標識管理所

指定・認定:


 
2 湘南港灯台


所 在 地:藤沢市江ノ島

構造・規模:鉄造・白色円筒形・塔頂高18 m

建 造 年:昭和39(1964)年

設計・施工:(設計)(施工)

指定・認定:


 
3 旧横浜外防波堤北灯台及び南灯台



所 在 地:(北灯台)横浜市鶴見区大黒ふ頭地先(南灯台)横浜市中区本牧ふ頭地先

構造・規模:鉄筋コンクリート造

      (北灯台灯塔)赤色・円筒形・外径3.6m・塔頂高24.0m(付属舎)2階建

      (南灯台灯塔)白色・円筒形・外径3.6m・塔頂高24.0m(付属舎)2階建

建 造 年:昭和10(1935)年

設計・施工:(設計)逓信省灯台局(施工)内務省横浜土木出張所

指定・認定:横浜市認定歴史的建造物

 
4 横浜北水堤灯台


所 在 地:横浜市(横浜港)

構造・規模:鉄造・赤色・六角形・塔頂高11.5 m

建 造 年:明治29(1896)年

設計・施工:(設計)H.S.パーマー(施工)

指定・認定:


 
5 旧横浜東水堤灯台


所 在 地:横浜市中区山下町山下公園地先

構造・規模:鉄造・赤色・六角形・頂部まで11.5 m

建 造 年:明治29(1896)年

設計・施工:(設計)H.S.パーマー(施工)


 
7 横浜マリンタワー(旧横浜展望台燈台)


所 在 地:横浜市中区山下町

構造・規模:(塔体部)鉄骨造33階建鉄造・塔頂高106 m

      (低層部)鉄骨鉄筋コンクリート造4階建

建 造 年:昭和36(1961)年

設計・施工:(設計・施工)清水建設

*平成20(2008)年9月1日灯台廃止


 
5 城ヶ島灯台


所 在 地:三浦市三崎町城ヶ島

構造・規模:鉄筋コンクリート造

      (灯塔)白色円筒形・頂部まで9.1 m

建 造 年:大正15(1926)年

設計・施工:(設計)逓信省航路標識管理所

指定・認定:




 

5 劔崎灯台


所 在 地:三浦市南下浦町松輪

構造・規模:鉄筋コンクリート造

      (灯塔)白色八角塔形・頂部まで16.9m (付属舎)平屋建

建 造 年:大正14(1925)年

設計・施工:(設計・施工)逓信省航路標識管理所

指定・認定:

 





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