[歴湯_02]横浜市鶴見区「朝日湯」
- heritagetimes

- 2020年1月8日
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京浜線生麦駅から国道15号に出て川崎方面に向かうと、「朝日湯」の煙突が見えてくる。
正面に立つと寺社のような立派な造りの外観に圧倒される。昭和の屋根には鶴や松を形どった懸魚(げぎょ)と呼ばれる妻飾りが付く。一般的に寺社建築では、火災に弱い屋根の妻側に、火防を願い水に関連したモチーフの妻飾りを付けることが多いが、「朝日湯」では鶴や松等の縁起物がモチーフとされているのが珍しい。
入口番台で入浴料を支払い、脱衣室に入ると高さを強調した折り上げ格天井(格天井より格式高い)が目を惹く。さらに脱衣室に面し坪庭が設けられ、贅沢な造りの空間に癒やされる。創業は昭和3(1928 )年、昭和32(1957)年に改修されたが、創業時の雰囲気はよく残っているそうだ。鶴見区や港北区では、草木土という地層を通して湧くナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉(黒湯)に浸かれる銭湯も多く、「朝日湯」でも黒湯が楽しめる。さらに、こちらでは黒湯の水風呂もあるので温泉で交互浴ができるのが魅力的だ。また、別料金を支払うとサウナも利用できるので、風呂上がりの一杯を楽しみに長風呂をしてみても良いかもしれない。

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