[歴飯_143]ブックカフェ&ギャラリー コヤマ(COYAMA)
- heritagetimes

- 2023年1月24日
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市道南武線沿線道路のJR南武線武蔵小杉駅と向河原駅の丁度中間あたりから、住宅地の路地を武蔵小杉のタワーマンション群を目印に南武線の線路に向かって進むと白く塗装されたサイディング壁が特徴的な建物が現れる。
この建物をセルフリノベーションして令和元(2019)年5月にオープンした今回の歴飯で紹介する「ブックカフェ&ギャラリー コヤマ(COYAMA)」である。
正面から見ると総二階建の左側に平屋が張り出すように繋がっており、そちら側がカフェの入口となっている。「小山」と読める店のロゴが記されているガラスの引戸を開け店内に入る。

店内に入ると、玄関部分はコンクリート土間になっているが、その奥は板張り床となっており、店内には奥に向かって窓際にカウンター席、中央にテーブル席が2つ並び、その周りを本棚が囲んでいる。天井は無く、小屋組があらわしになっていて広く感じる。
案内されたカウンター席につき、メニューを受け取る。この日は午後の訪問だったが、外がとても寒かったこともありホットコーヒーを注文した。

改めて店内を見渡す。店内を囲んでいる本棚にはアート・デザイン系の新刊・古本や、アート作品、この建物の昭和レトロの雰囲気にあった小物や掲示物が並んでいた。店のコンセプトが書かれたプリントや設計図も。
さらに続き部屋はギャラリーになっていて、この日もグラフィックが展示されていた。
そうしている間に注文したホットコーヒーが運ばれてきた。肌触りの良いシンプルなデザインのカップにプレスポットに入ったフレンチプレスのコーヒーはとても香高く、まろやかな味。カップにたっぷり注いで味わった。

店のスタッフによると建物は築約50年の住居兼用の印刷所工場でオーナーの先々代が建設。「コヤマ」という店名もその時の屋号を引き継いだものとのことであった。
会計時、ふとレジカウンターの上を見ると” To find tips which makes our life fruitful. we, in fact, are discoveres. “ とあった。何かの一節なのか、店のコンセプトなのかはわからなかったが、今日も素敵なものに囲まれたひとときがヒントとなって、人生を豊かにしたのかもしれない、と思いつつ店を後にした。


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