[記者発表]「旧根岸競馬場一等馬見所」を「横浜市の歴史的建造物に認定 【横浜市】
- heritagetimes

- 2025年1月22日
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横浜市は、歴史的建造物の保存活用し、横浜の個性と魅力を感じていただけるまちづくりを展開してきた。特に価値が高い建造物については、横浜市の独自の制度である「歴史を生かしたまちづくり要綱」に基づき「横浜市認定歴史的建造物」として認定している。
このたび、横浜市中区の根岸森林公園内に現存する「旧根岸競馬場一等馬見所」を認定したと発表した。認定歴史的建造物は104件となる。
今後、「新たな横浜市地震防災戦略」の取組の一つに位置づけ、耐震化を推進すると共に、歴史的建造物ならではの魅力を活かし活用の検討を進める。

旧根岸競馬場一等馬見所は関東大震災で倒壊した馬見所に代わり昭和4(1929)年に建築された。設計は山手西洋館の山手111番館やベーリック・ホールなども手がけたJ.H.モーガン。
認定にあたっては、国内で初めて恒久的施設で近代競馬が行われた「根岸競馬場」の観覧施設として設けられたという「歴史的価値」、日本初の鉄骨鉄筋コンクリート造の競馬観覧施設であり、後の日本各地における同様の施設建設に繋がり、競馬場建築に多大な影響を及ぼし、かつ国内に唯一現存している戦前の馬見所建築であるという「建築的価値」、高台に立地し、特徴ある外観を持つランドマークになっており、また、一帯がかつて競馬場であったことを伝えているという「景観的な価値」が認められた。

建物の沿革
元治元(1864)年:「横浜居留地覚書」 (第2回地所規則)が締結
慶応2(1866)年:競馬場が完成
大正12(1923)年 :関東大震災で馬見所崩壊
昭和4(1929)年:一等馬見所完成
昭和9(1934)年:二等馬見所を倍の広さに増築
昭和18(1943)年:海軍省によって買収・閉場
昭和20(1945)年:連合軍に接収
昭和44(1969)年:根岸競馬場地区(※一部敷地を除く)が接収解除
昭和52(1977)年:根岸森林公園を開園
昭和56(1981)年:旧根岸競馬場一等馬見所が国に返還
昭和62(1987)年:横浜市が旧根岸競馬場一等馬見所を取得
昭和63(1988)年:二等馬見所解体
平成14(2002)年:外から鑑賞する教養施設として供用開始
平成16(2004)年:老朽化に伴い観覧席上部屋根と貴賓席などを撤去
平成20(2008)年:近代化産業遺産(経済産業省)の認定
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