[イベント]横浜・三溪園　紅葉の遊歩道開放～古建築と紅葉が織りなす絶景～【三溪園】

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3 日前
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国指定名勝「三溪園」（所在地：横浜市中区）では、令和７（2025）年11月21日（金）から12月14日（日）まで三溪園を代表する紅葉スポット「聴秋閣」の奥にある遊歩道を開放する。そのほか、企画展、講演会、自然観察会などの催しや、日本茶ポップアップカフェ、コッペパンや梅加工品、キッチンカー、和菓子などの期間限定店舗をお楽しみいただける。

秋の三溪園は黄色や赤に色づいた木々が園内の古建築をより一層輝かせ、黄金色に輝くイチョウや色鮮やかなカエデやモミジが美しく、しっとりとした古都の風情が漂う。

三溪園のなかで最も美しい紅葉スポットは「聴秋閣」周辺である。かつて二条城内にあったと伝えられる瀟洒な建造物の奥には奈良から運んだ大きな岩を配した渓谷が造られており、渓谷の中腹から下流方向を見ると、紅葉に包まれた建造物とその奥にそびえる「三重塔」が一幅の絵画のような風景を造り出している。

この建造物は3つの屋根を組み合わせた外観から、大正11（1922）年に三溪園に移築されるまでは「三笠閣」と呼ばれていた。しかし、三溪園の創設者・原三溪はその名を「聴秋閣」と改め、周辺を秋に紅葉を楽しむ風情を造り出した。

紅葉の遊歩道開放

紅葉の名所となっている重要文化財建造物「聴秋閣」の奥にある遊歩道を期間限定で開放する。一周５分ほどの石段の遊歩道を登りながら、水のせせらぎや鳥の鳴き声が響く豊かな自然に包まれた空間をお楽しみいただきたい。遊歩道の途中から見える三重塔と紅葉の絶景スポットは誰もが魅了される場所である。

日程

令和７（2025）年11月21日(金)～12月14日(日)

時間

午前9時 - 午後4時

料金

入園料のみ　※聴秋閣は外からの見学となります。

企画展「拝啓、三溪先生　―松永耳庵と原三溪」

茶の湯を通じ、原三溪（1868-1939）と親しく交流した松永耳庵（1875 - 1971）。二人の交流を関連資料からたどる。

日程：令和７（2025）年11月1日（土） - 12月9日（火）
時間：午前9時 - 午後５時
会場：三溪記念館
料金：入園料のみ

講演会「松永耳庵からみた原三溪」

第1部「原三溪からの贈りもの」講師：針生清美氏（東京国立博物館柳瀬荘管理人）

第2部「松永コレクションにみる原三溪」講師：後藤恒氏（福岡市美術館学芸課長）

日程：令和７（2025）年11月30日(日)
時間：午前10時 - 午後１時
会場：白雲邸（椅子席）
定員： 25名（要予約・先着順）　※11月2日（日）午前10時よりPeatixにて申込受付
料金：2000円（呈茶付・入園料別途）

紅葉の自然観察会

三溪園ボランティアによる自然観察会を開催する。昔のまま自然が豊かに残された園内の植物の観察を通して、自然とのふれあいをお楽しみいただきたい。

日程：令和７（2025）年12月10日(水)
時間：午前10時30分 - 11時30分、午後１時30分 - ２時30分
定員：30名（予約不要・先着順）
料金：入園料のみ
正門にある案内板付近に集合。
荒天、その他の事情により変更または中止となる場合がある。

猿まわし～笑いと感動の伝統芸能～

日光さる軍団がやってきて楽しい芸を披露する。

日程：令和７（2025）年11月22日（土） - 24日（月）, 29日（土）, 12月1日（月） - 14日（日）
時間：午前10時30分 - 午後３時30分
会場：中央広場
天候や猿の体調、その他の諸事情により、変更または中止の場合がある。
開演時間中は猿の体調に配慮し、適宜休憩する場合がある。

期間限定店舗

ポップアップカフェスペース茶論望塔亭にて「日本茶専門店茶倉 SAKURA」がお茶や和菓子を提供する。また、根岸駅にあるコッペパンが人気の「パン屋のオヤジ」、横浜ゆかりの杉田梅を使った手作り梅加工食品店の「梅工房むめや」、漁師さんのキッチンカー「SUNRISE BERTH（サンライズバース）」、元町の和菓子店「香炉庵」が期間限定で出店する。