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[レポート]三溪園 早朝観蓮会 2026【THE HERITAGE TIMES YOKOHAMA KANAGAWA】

蓮の花と旧燈明寺三重塔
蓮の花と旧燈明寺三重塔

蓮の花と旧燈明寺三重塔

三溪園で毎年恒例となっている早朝観蓮会の初日(7月25日)に参加した。

蓮池のハスの開花は例年よりも遅れており、見頃は8月になる見込みとのことであったが、何輪かは咲いており来場者を楽しませたていた。


蓮の花の開花情報
蓮の花の開花情報

今年は蓮池の鑑賞前に大人気の朝食を目指した。今年も園内の茶店3軒で早朝限定メニューが提供されていた。雁ヶ音茶屋では「中華風かゆ」、三溪園茶寮では「朝がゆ」、待春軒では「夏の朝ごはん」である。今回はその中から三溪園茶寮では「朝がゆ」をいただくことにした。


三溪園茶寮「朝がゆ」
三溪園茶寮「朝がゆ」

一番乗りを目指したがすでに何人か並んでいる人気ぶりだったが、少し待って注文を済ませ、大池が見える席で待っていると、しばらくすると盆にのせらた食事が運ばれてきた。

氷が入った冷たいお粥にゆかりと蓮が入りあられが添えられている。おばんざいには枝豆、おたふく豆、切り干し大根、ミニおでん、梅干し、ハスに青紅葉が飾られている。そこに野菜の浅漬けと味噌汁、デザートもあって、アツの朝に優しいメニューとなっている。


ミニおでん
ミニおでん

ゆっくりと朝食を味わったあとにいよいよ園内の散策に向かう。

当日は朝顔展も開催されており、直径 20 ㎝を超える「⼤輪朝顔」や花や葉が変異した「変化朝顔」など、約 40 点の朝顔が展示されていた。また、朝摘まれた朝顔を花手水のように見せていて、それも美しい。


水に浮かべられた朝顔
水に浮かべられた朝顔

次に内苑に向かう。夏の朝らしく蝉の鳴き声を聞きながら、見学順路に沿って、緑の中の歴史的建築を楽しむ。国指定重要文化財「臨春閣」(令和4(2022)年8月保存修理工事竣工)、国指定重要文化財「月華殿」(令和6(2024)年3月保存改修工事竣工)、亭榭(令和6(2024)年9月保存修理工事竣工)など近年継続して取り組まれている成果を実感することができた。


国指定重要文化財「臨春閣」
国指定重要文化財「臨春閣」

三溪記念館では「特集展示『描かれた三溪園』」の後期展示が行われており、柳原良平や原三溪が三溪園を描いた絵画の展示に加え、蓮をモチーフとした原三溪の作品も展示されていた。


特集展示「描かれた三溪園」
特集展示「描かれた三溪園」

外苑に戻り、いよいよ蓮池に向かう。

ハスは明け方からゆっくりと開き始め、午前7時頃に最も美しい姿を見せる。その後、9時頃から再び閉じ始め、昼頃には完全に閉じる。

三溪園は通常9時開園であるため、その時間にはハスの花の開花はピークを過ぎてしまう。しかし、7時開園となる早朝観蓮会では、開いたばかりのハスの花を観賞することができる。前述の通り、今年はまだ見頃とはなっていなかったが、それでも大きな蓮の花が見事であった。



蓮池では、三溪園のシンボルである三重塔と蓮を一緒に眺めることができる特別な観覧スポットが開放されており、池のそばまで立ち入って写真を撮ることができる。また、池の周囲では毎年恒例の「蓮のシャワー」も登場し、晴天の下でひときわ涼しげに見えた。


蓮のシャワー
蓮のシャワー

早朝観蓮会は、7月25日(土)から8月9日(日)までの土・日曜に開催されている。

なお、早朝観蓮会に参加した後は、そのまま9時以降も園内にとどまり、古建築や庭苑をゆっくりと楽しむことができる。

ぜひ一度、早朝の三溪園ならではの魅力を味わっていただきたい。




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