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[レポート]三溪園 早朝観蓮会

更新日:2021年1月9日



三溪園で毎年恒例となっている早朝観蓮会に参加した。

当日はあいにくの雨であったが、園内には大きな望遠レンズを構えたカメラマン、傘をさしながら園内をそぞろ歩く人で賑わっていた。雨のせいだろうか、こどもたちの姿が例年に比べると少ないのが寂しい。

蓮池のハスはまさに今が見頃。ハスは明け方からゆっくりと開き始め、午前7時頃一番の見ごろを迎える。9時頃から再び閉じ始め、昼ごろには完全に閉じる。

三溪園は通常9時開園であり、その時間だと、ハスの開花はピークを過ぎてしまっているが、6時開園となる早朝観蓮会では、開いたばかりのハスの花を見ることができる。

蓮池では、三溪園のシンボル三重塔と蓮が一緒に楽しめるスポットを特別開放されており、池のそばまで立ち入って写真に収めることもできる。

池の周りではこれまた恒例、ハスのシャワーもお目見え。雨の中でよりみずみずしく見える。

今年も、早朝観蓮会のもう1つのお楽しみ、早朝限定メニューが園内の茶店3軒でご用意されていた。

雁ヶ音茶屋では「中華風かゆ」、三溪園茶寮では朝がゆ、待春軒では「麦とろ御飯」。

その中から、待春軒の麦とろ御飯を選んでいただくことにした。

待春軒の暖簾をくぐり、受付でオーダー、食券を受け取り、空いている席に着く。

待つこと数分で、麦とろご飯が運ばれてきた。観蓮会らしくハスのきんぴらも添えられていた。大和芋のとろろを椀にもられた麦飯にかけて混ぜ合わせ、一気に掻き込んだ。

出汁の効いたとろろと麦飯がベストマッチだ。



特別な朝食を終え、さらに花を開いた蓮池をカメラに納め、三溪園を後にした。

早朝観蓮会は7/18~8/2の土・日曜日・祝日開催。なお、早朝観蓮会に参加した後は、そのまま9時以降も園内に留まり、古建築や庭苑を楽しむこともできる。

是非、一度、早朝の三溪園の魅力を味わっていただきたい。




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