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[イベント]「令和7年度 横浜市指定・登録文化財展」/企画展「みすてりい・おぶ・こもんじょ」【横浜市歴史博物館】

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「令和7年度 横浜市指定・登録文化財展」/企画展「みすてりい・おぶ・こもんじょ」


会期
  • 令和8(2025)年1月31日(土)~3月15日(日)


開館時間
  • 午前9時 - 午後5時(券売は午後4時30分まで)


休館日
  • 月曜日(ただし2月23日は開館)、2月24日(火)


会場
  • 横浜市歴史博物館 企画展示室


観覧料
  • 一般500円、高校・大学生400円、小・中学生および横浜市内在住65歳以上300円(企画展示室のみ。同時開催の2展共通)


主催
  • (公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜市教育委員会



「令和7年度 横浜市指定・登録文化財展」


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この度新しく指定された横浜市指定文化財を展示するとともに、文化財の〈みかた〉をわかりやすく解説する。あわせて、令和6年度に文化庁に認定された「横浜市文化財保存活用地域計画」の取組をパネルにて紹介する。


展示の見どころ

今年度新たに横浜市に指定された文化財のうち、2点を会場で公開する。


①頼朝ゆかりの古刹・證菩提寺に伝わる南北朝時代の金銅仏
  • 体部背面に刻まれた銘記により、南北朝時代、延文2年(1357)の作であることがわかっている銅造の聖観音菩薩坐像。

①栄区・證菩提寺 聖観音菩薩坐像(横浜市指定文化財)
①栄区・證菩提寺 聖観音菩薩坐像(横浜市指定文化財)

②神仏習合の考えがひろまった中世の信仰のようすがうかがわれる絵画
  • 室町時代・長禄4年(1460)に制作された春日講の本尊。


②鶴見区・大本山總持寺 春日社寺曼荼羅(横浜市指定文化財、大本山總持寺写真提供)
②鶴見区・大本山總持寺 春日社寺曼荼羅(横浜市指定文化財、大本山總持寺写真提供)

主催
  • (公財)横浜市ふるさと歴史財団、横浜市教育委員会

関連イベント


①特別講演会「中世関東禅林の絵画」


講師
  • 高橋 真作 氏(東京国立博物館主任研究員)


日時
  • 令和8(2025)年1月31日(土)午後2時 - 3時30分


会場
  • 横浜市歴史博物館 講堂


参加費
  • 1,000円


定員
  • 170名


申込

②講演会「横浜の仏像を知る!―身近なみほとけたちをハッケンしよう―」


主催
  • 神奈川県立歴史博物館


共催
  • 横浜市歴史博物館


講師
  • 神野祐太氏(神奈川県立歴史博物館主任学芸員)

  • 花澤明優美氏(横浜市歴史博物館学芸員)


日時
  • 令和8(2025)年2月21日(土)午後1時30分 - 3時30分


会場
  • 横浜市歴史博物館 講堂


参加費
  • 無料


定員
  • 180名


申込

③ギャラリートーク

担当学芸員が展覧会の見どころを解説する。


日時
  • 令和8(2025)年2月15日(日)、2月22日(日)、3月14日(土)

  • 各回午後2時 - 20分程度


会場
  • 横浜市歴史博物館 企画展示室


参加費
  • 無料(ただし企画展入場券が必要です)


定員
  • 各回30名程度


申込
  • 不要、当日直接会場


④令和7年度 横浜市指定・登録文化財展パネル展示


日程
  • 令和8(2025)年1月21日(水) - 1月27日(火)


会場
  • 横浜市役所1階 展示スペースB


時間
  • 1月21日(水) 正午 - 午後9時

  • 1月22日~26日(木~月)午前9時 - 午後9時

  • 1月27日(火)午前9時 - 午後3時


観覧料
  • 無料


企画展「みすてりい・おぶ・こもんじょ―古文書の世界へようこそ―」


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これから古文書を学ぶ方に向けた、おもに江戸時代の古文書の入門展示。古文書が語る地域

史の魅力やファミリーヒストリーなどの個人史の実践を紹介しながら、歴史資料を後世に遺していく意義や活用方法についても紹介する。


古文書の世界へようこそ!

博物館でずらりと展示されている古文書たち。皆さん一度は「すらすら読めたらな」と思ったことはないだろうか。古文書はいわゆる“くずし字”で記されていて、現在を生きる私たちには少し難解に思える。

かつて古文書は、歴史研究者だけが読みこなす史料であったが、近年では古文書に関する入門書や解読辞典が出版され、各地で古文書講座が開講するなど、一般の方が地域に残る古文書を解読する古文書ブームが続いている。古文書が読めるようになれば、身近な地域の歴史や、先祖のあゆみを知ることができる。


上大岡村(現、横浜市港南区)で名主を務めた北見家に伝来した古文書群(一部)(当館所蔵)
上大岡村(現、横浜市港南区)で名主を務めた北見家に伝来した古文書群(一部)(当館所蔵)

古文書×なぞとき

展覧会では、古文書を読むための心得を紹介しながら、実際にくずし字を読む体験ができる。古文書は難解だが、時間をかけてようやく読めた時の感動はひとしおである。なぞときのワークシートを片手に、変体仮名と呼ばれる‟かな”のくずし字に挑戦してみていただきたい。

なお、会期中には、古文書の学習を始める一歩手前の導入として高尾善希氏による講演会を用意している。また、実際に市内にのこる古文書を読み解く当館学芸員による古文書講座(全8回)も企画する。


「東海道五拾三次之内 戸塚」(当館所蔵)。軒先の看板には「こめや」と記されている。
「東海道五拾三次之内 戸塚」(当館所蔵)。軒先の看板には「こめや」と記されている。

古文書×ファミリーヒストリー

展覧会では、古文書を読む楽しさだけではなく、それらを活用することの楽しさや意義についても紹介する。

特に、近年流行りのファミリーヒストリーなどの個人史の実践を紹介しながら、身近な歴史資料を後世に遺していく意義や活用方法についても紹介する。

また、関連して、近年ファミリーヒストリーに関する書籍を刊行した井上攻氏による関連講演会も用意している。


井上攻編『ファミリーヒストリーの実験ー尾張藩下級士族がたどった明治・大正・昭和―」(野の花出版社、2025年)
井上攻編『ファミリーヒストリーの実験ー尾張藩下級士族がたどった明治・大正・昭和―」(野の花出版社、2025年)
主催等
  • 主催:(公財)横浜市ふるさと歴史財団

  • 共催: 横浜市教育委員会

  • 協力: 横浜市郷土史団体連絡協議会、横浜古文書を読む会


関連イベント【みすてりい・おぶ・こもんじょ】


①講演会A「歴史好きのための古文書入門」


講師
  • 高尾善希氏(三重大学人文学部文化学科文化資源学(忍者学)准教授)


日時
  • 令和8(2025)年3月1日(日)14:00~16:00


会場
  • 横浜市歴史博物館 講堂


定員
  • 170名


参加費
  • 1,000円


申込

②講演会B「ファミリーヒストリーの実験―尾張藩下級士族がたどった明治・大正・昭和―」


講師
  • 井上攻氏(前横浜市歴史博物館副館長)


日時
  • 令和8(2025)年3月8日(日)午後2時30分 - 4時


会場
  • 横浜市歴史博物館 講堂


定員
  • 170名


参加費
  • 1,000円


申込

③連続古文書講座「はじめての古文書2026」(全8回)


講師
  • 小林紀子氏(横浜市歴史博物館主任学芸員)

  • 仲泉剛氏(横浜市歴史博物館学芸員)


日時
  • 令和8(2025)年2月6日(金) - 3月27日(金) 毎週金曜日(全8回)

  • 各回午後1時30分 - 2時45分


会場
  • 横浜市歴史博物館 研修室


定員
  • 50名


参加費
  • 5,000円(前8回一括申込のみ)


申込

④ミニ展示「古文書仲間を作ろう!~市内古文書の会の紹介~」


当館関連団体「横浜古文書を読む会」をはじめ、市内で活動している古文書の会をパネル展示で紹介する。


日時
  • 会期中 午前9時 - 午後5時


会場
  • 横浜市歴史博物館 体験学習室


費用
  • 企画展入場券が必要

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