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[歴飯_113]なみまちベーグル



江ノ電長谷駅から極楽寺方面に向かう星の井通りの裏手、[歴飯_102]café 坂の下へ続く小径沿いは、かつて漁師や職人達の住居が多かった地域とのことである。車の入らない路地裏には古民家が連なり、どこかノスタルジックな場所となっている。この路地裏には、小さな稲荷社を中心とした一帯に、5軒(取材当時)もの古民家カフェが集まる。

[歴飯_105]福日和カフェの向かい、下見板張りの外観にテラスの付いた古民家が今回紹介する「なみまちベーグル」である。




築100年超の古民家を改装した店内に入ると、左手に客席、右手にベーグルの並ぶショーケースと注文用のカウンターがある。店内は入口付近の2階を一部減築しているのか、屋根まで続く吹き抜けとなっており、高い天井が開放感のある空間をつくり出している。歴史を感じる梁から下がるペンダントライトが淡い光を放ち、何とも幻想的な雰囲気である。カウンターで注文を済ませ、階段下の座席に腰掛ける。細い線材の格子戸を介して裏路地を行き交う人々を眺めるのも面白い。



今回は、鎌倉産のしらすを使ったご当地のベーグルサンド「鎌倉しらす&カマンベールチーズ」を注文した。トーストされたベーグルの外はサクサク、中はもちっとした食感に釜あげしらすとカマンベールチーズの塩加減、海苔の風味が抜群の相性で、何個でも食べられてしまいそうだ。ベーグルは、バター、牛乳、卵などの動物性たんぱく質、砂糖を使用せず、希少な北海道産小麦「はるゆたか」、天然酵母、天日塩、シママース、はちみつのみ使用して全て手作業で作られている。こだわりの食材がつくり出す優しい味わいに客足が絶えないのも頷ける。ベーグルサンドの他にも、クルミやブドウ、リンゴ等を使用した多種のベーグルが販売されている。

古民家の雰囲気を感じる店内の飲食もおススメだが、由比ガ浜海岸まで徒歩5分程度の距離なので、テイクアウトしたベーグルを片手に海をぼんやり眺めるのも、素敵な時間を過ごせるのではないか。ただし、さっと急降下してくるトンビには注意が必要だ。




<稲荷社を中心に集まる一帯の古民家カフェ>


[歴飯_102]café 坂の下

[歴飯_104]paso(パソ)

[歴飯_105]福日和カフェ

[歴飯_113]なみまちベーグル

・café recette 鎌倉

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