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[歴飯_149]OKASHI0467(古民家カフェ+洋菓子店)



長谷寺や鎌倉大仏で有名な高徳院と古刹の多い鎌倉市長谷。長谷寺から鎌倉駅へと向かう由比ガ浜通り周辺は、歴史的建造物を活用した飲食店の多い地域でもあり、歴飯でも度々紹介してきた。今回紹介する「OKASHI0467」もそんな由比ガ浜通り沿いに店を構えている。 同店は、和洋にとらわれず、毎日食べられるような優しい味わいのお菓子づくりを目指して この場所にオープンしたとのこと。店名の「0467」は鎌倉市の市外局番で、世界共通言語の数字を意味しているそうだ。



一見すると白い外観と上下に設けられた大きな開口部からは、古民家と気づきにくいが、瓦屋根や脇の路地沿いから見える2階の建具周りに古民家の風情が残っている。同店が入る前は骨董屋の店舗で、築80年超の古民家とのことである。白い外観のアクセントとなっている黒塗りのスチールの扉を開けて店内に入ると、1階は土間で正面にケーキの並ぶショウケース、奥に工房が続いている。シュークリームやマカロン、ブラウニー等の焼き菓子が目を惹く。テイクアウトだけでなく2階の喫茶スペースが利用できると聞き、早速店頭でクッキーシュークリームとハーブティーを注文した。

ガラス張りの工房に沿って店内奥の階段から2階席を案内される。店内奥はソファーの置かれた応接間のようなスペースとなっており、白い壁やスチールサッシ、壺庭のあるモダンな空間となっている。そこから黒塗の薄暗い階段を2階へと上がっていくと、前面にパッと開けた大きな開口部から室内いっぱいに光が射し込む。




1階は全体的に間接照明中心の照明計画としているためか、階段を上がった先の開口部から射し込む光の演出が素晴らしい。天井は敢えて張らずに、梁や野地板(屋根の下地板)を表しとしている。左手ソファー席の後ろにあるガラス戸も当初のものであり、全体的にモダンだがしっかりと古民家の風情を感じられるよう演出されている。よく見ると、通り側に張り出した1階入りの屋根上は草花を植えられるようにもなっており、通りと家並みが続く窓辺の景色に彩を添えている。



暫くすると、シュークリームとハーブ―ティーが運ばれてくる。濃厚なクリームは、甘すぎサクッとしたクッキー生地とも良く合う優しい味わいで、ハーブティーの香りにも癒されて至福の一時を堪能することができた。古都の風情を活かした店舗が多く軒を連ねる長谷周辺から由比ガ浜通り沿いは、こらからも注目していきたいエリアである。



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