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[歴飯_153]ヨリドコロ 由比ガ浜通り店



JR鎌倉駅西口改札を出て、御成通り商店街を抜けると長谷へと続く由比ガ浜通りにぶつかる。長谷方面に歩いていくと、[歴飯_11]THE BANKを左手に、[歴飯_97]パンとエスプレッソと由比ガ浜商店の2軒隣りが今回紹介する「ヨリドコロ由比ガ浜通り店」である。同店は、「鎌倉の日常を旅する」をコンセプトに、平成27(2015)年に稲村ケ崎の古民家に店を構えた「ヨリドコロ稲村ケ崎店」の2号店として、令和5(2023)年5月10日にオープンした。同店を手掛ける「あったかい株式会社」では、古民家一棟貸しの宿泊施設とカフェ「港の灯り/ANCHORS CAFE」(葉山町[歴飯_86])、ライフスタイル提案型古民家複合施設「楚々~soso~ HAYAMA」(葉山町[歴飯_108])と、古民家を改修した施設を複数展開している。



「ヨリドコロ由比ガ浜通り店」の店舗は、「出桁造り」と呼ばれ、屋根を支える桁材を前面に突出させ深い庇をつくることで、間口を広く確保した関東型の町家様式である。由比ガ浜通りは長谷寺への参道として、かつては菓子店や花屋、酒屋等の物販店舗が多く軒を連ねていたそうだ。現在こうした店舗は少なくなってきたが、同店の正面右端に道路側に向かって突き出したショウウインドウからは、かつて物販を営んでいたのであろう商店建築の面影を感じる。店内に入ると、正面にキッチンを囲むようにカウンターが配置され、その廻りにL字型に客席が並ぶ。道路側に近い手前は土間のテーブル席、その奥に一段高いフローリング席と大テーブル、奥はテラス席となっている。土間部分の天井は格天井で壁には古材が貼られており、大きな開口部から光が射し込む。



昼食時間帯の訪問だったこともあり、大テーブルの座席に着き、塩サバの干物定食にトッピングのたまごを注文する。たまごの白身をホイップし、メレンゲを作って待っていると、定食が運ばれてきた。先ずは茶碗のご飯を平たくし、先に準備していたふわふわのメレンゲと黄身を乗せ、たまごかけご飯を作る。優しい味わいの味噌汁をすすり、塩サバの身をほぐす。脂がのった塩サバは、ふっくらしていて塩加減も丁度良く美味しい。たまごかけご飯と合わせてあっという間に食べ終えてしまった。

由比ガ浜通り沿いから長谷にかけては、歴史的建造物を活用した店舗が多く点在しており、近年も増加傾向にある。近くに寄った際には、古都鎌倉の風情を感じながら飲食を楽しむ散策をおススメしたい。


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